喘息FAQ ぜんそくが起こった時にどうすればいいの?毎日のお薬ってどうすればいいの?そんなみなさまのよくあるご質問にお答えします。

毎日のお薬ってどうしたらいいの?

ぜんそく治療を行っているお子さま、ご家族のみなさまは自宅での治療が中心となります。 ここでは特に薬についての疑問や心配事について、ぜんそく専門医の森川昭廣先生がお答えします。
森川先生教えて~

森川昭廣先生のプロフィール

森川昭廣先生

小児科学、小児アレルギー病学、小児呼吸器病学

森川昭廣先生

群馬大学 名誉教授
社会福祉法人 希望の家附属
北関東アレルギー研究所 所長

数々の学会役員を兼務し、小児科学、アレルギー病学を中心に多くの専門書を執筆しています。 また、多くの患者さんを診療しています。

毎日のお薬ってどうしたらいいの?

  • FAQ1
  • ぜんそく薬の種類と目的を教えてください
ぜんそく治療薬には発作の際の気管支をひろげるお薬とぜんそくの本態である空気の通り道の炎症をおさめる抗炎症薬があります。 前者は主にβ刺激薬です。後者は吸入ステロイド薬、抗ロイコトリエン薬、抗アレルギー薬などです。
  • FAQ2
  • 医師から処方されたぜんそくの薬と市販薬の風邪薬などを使用してもいいのですか?
多くの場合問題はありませんがかかりつけ医に確認して下さい。 風邪をひくとぜんそくが起きやすいので、ぜんそく児の風邪の場合は小児科医の受診をおすすめします。 肺炎になったりぜんそくが悪化する場合があるからです。
  • FAQ3
  • ぜんそくの薬の種類や使う量は、症状によって変えるのですか?
症状や重症度によって変えます。すなわち、発作の頻度、気管支の狭搾の程度や喀痰の量、感染の有無などを考慮して変えます。また、発作をどの程度起こしているかも、ぜんそくのお薬の量や種類を決めるための材料になります。
  • FAQ4
  • 保育園に通っている子どもが吸入ステロイドの吸入をいやがります。どうしたらいいですか?
吸入ステロイドの吸入器(デバイスと言います)や吸入薬の本体(粉、ガス中の粒子、水溶液)を変えてもらってみて下さい。 いずれもうまくいかない場合には、経口薬(抗ロイコトリエン薬など)を使用します。
  • FAQ5
  • ステロイド剤と聞くと副作用のことが気になります。吸入剤の場合、副作用はありますか?
毎日大量に吸入薬を使用しなければ副作用はほとんどありません。フルチカゾンで400µg/日を越えなければ大丈夫であると考えられています。また、口の中にカンジダというカビが生えることがあります。吸入後のうがいが重要です。さらに、声がかれる場合があります。かれにくいと言われる吸入薬に変更するのもひとつの方法です。
  • FAQ6
  • 薬をうまく吸入できたかどうか、本人(子ども)にはわかりにくいのですが・・・。
むずかしい問題です。やはり年齢にあった使用薬剤、デバイス、スペーサーを選ぶことが大切です。それにより吸入効率がかなり変わります。症状が改善しない時には、吸入が十分に行われていないことがあるので、十分な観察が必要です。
  • FAQ7
  • 吸入ステロイド剤を使用していますが、ここ3ヶ月ほどぜんそくの発作がなくホッとしています。もう治ったのでしょうか? 吸入をやめてもいいですか?
急にやめるのはよくありません。中断により気道過敏性が再び活発になるなど症状の再発が見られます。医師の指示で一段階治療を下げてもらう(ステップダウン)とよいでしょう。

ページ上部へ